London is Red🟥 FA CUP
8/1 2019-2020シーズン FA Cup決勝
Arsenal2-1Chelsea 得点者Aubameyang2Pulisic1
スタメンは以下の通り。
アーセナルは3センターの中心にダビドルイスを沿え、3トップはパリピ3人組、オーバメヤン/ラカゼット/ペペ
ボール保持率を高めながら、引くときはしっかり構える戦術。セバージョスが攻撃時には後方まで降りて、前線に運びます。カウンターでは、マルティネス、ダビドルイス、ジャカといったフィードに長けた選手が快速のFW陣を走らせます。エメリ体制で好調だったホールディング、適正ポジションが未だ定まらないナイルズ君も先発です。ラカゼットがタメを作り、ボールを収め、両脇をオーバメヤンとペペが走ります。ペペはサイドに張る時間が多いですが、カットインの脅威は凄まじいものです。
ベジェリン、ティアニーは高いレベルでサイドを制します。怪我さえなければ、リーグトップレベルになるでしょう。
チェルシーはGKがケパではなく、カバジェロ。38歳、頑張ってます。右からMr.1対1のアスピリクエタ、only身体能力のズマ君、怪我がちリュディガーの凸凹コンビです。中盤ではジョルジーニョとコバチッチが試合を作り、カンテはベンチです。サイドはキックのリースジェームズと決定的な仕事をするマルコソアロンソです。前線は頼れる男オリビエジルーを真ん中にサイドは美男子メイソンマウント/アメリカ🇺🇸の俊敏男クリスティアンプリシッチです。
中盤2枚がボールを小気味よくパスを回し、ジルーが真ん中で起点を作り、シャドー2枚が絡んでゴールまで目指します。
試合、前半はチェルシーペース。アーセナルはボールの出所ジョルジーニョを止められず、コバチッチに剥がされ、前線までボールを運ばれます。マウントのシュートはマルティネスの横っ飛びで死守。
前半5分試合が動きます。ジョルジーニョが中間ポジションをとるプリシッチに縦パス、ターンをし、左前に構えるマンウトへ、マウントの折り返しをジルーがフリックし、再びプリシッチへ。プリシッチはティアニーを剥がし、ゴール前で落ち着きながら流し込みました。
見事な連携です。アーセナルは中盤でジョルジーニョに簡単にパスコースを作らせたこと、スペースを与えたことにより、全ての対応が後手にまわりました。その後もチェルシーペース。プリシッチのドリブルをアーセナル守備陣は止められません!
試合が落ち着きを見せ始めた矢先、アーセナルはペペのゴールが決まったかと思いましたが、ナイルズのオフサイド、、、徐々に主導権を掴み始めます。
そして、前半28分。マルティネス、ティアニーと後方で繋ぎ、前線へフィード。アスピリクエタとオーバメヤンのヨーイドンでオーバメヤンがPKを獲得します。
オーバメヤンの流石の決定力。アスピリクエタはこの交錯で足を負傷し、交代。キャプテンとしては悔しい結果になったことでしょう。
前半は1-1のまま終了。
後半最初はチェルシープリシッチが決定機を作ります。中盤から2枚を剥がし、マルティネスと1対1。しかし、ドリブル途中ハムストリングを痛め、またもや途中交代。チェルシーはペドロを投入します。
67分 アーセナルはベジェリンが中央からドリブルで前進し、ペペに渡り、最後はオーバメヤンの基へ。オーバメヤンは軽率なズマを交わし、カバジェロの頭上を抜くループシュート。レベルが高すぎます。ゴール前で2人ぐらいならお手の物。シーズン22ゴールの男は今日も止められません。
73分 チェルシーはコバチッチが2枚目のイエローカードで退場。数的不利な状況で、1点ビハインドを追いかけます。少し厳しい判定とも感じました。
数的不利の中、終了間際にはペドロも負傷。9人で疲れ切ったチェルシーは守備を構えるアーセナルを攻略出来ませんでした。
前半はチェルシーのコバチッチ、ジョルジーニョ、プリシッチが空いたスペースで自由に試合を作る展開でしたが、徐々にアーセナルペースに。オーバメヤンという怪物がいた事が勝敗に大きく影響した気がします。アスピリクエタ、プリシッチ、ペドロ(この日がチェルシー最後の試合)が負傷交代し、コバチッチは退場。同情します。不運が重なり、疲れのせいか不注意なミスが増えた後半にオーバメヤンに突かれました。3-4-3のミラーゲームで、オーバメヤン・アスピリクエタのところが命運を分けました。ミラーゲームの場合、1つ綻びが出ると、守備者は対応が難しくなります。MVPはオーバメヤンでしょう。全体20分までの働きではChelseaのコバチッチでした笑
この結果を受け、ArsenalはELストレートイン。Chelseaは若いチームでタイトルを取れませんでした。
Chelseaはシーズン最後のBayern戦頑張ってほしいものです。
London is Red🔴